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梱包作業改善のコツと課題解決のポイント

梱包作業改善のコツと課題解決のポイント

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響から、通販業界の拡大が続き、消費者のニーズも増しており、物流の担当部門や物流を請負う企業では、より多くの出荷作業を行う必要があります。一方で、梱包作業が非効率でコストも無駄にかかっているのにも関わらず、改善がうまく進まず、なかなか効率化・コスト削減を成功させることができていないのが実状ではないでしょうか。そこで今回は、通販事業を行う方のために、梱包作業改善のコツと課題解決のポイントを解説します。

1.梱包作業改善で行うべきことは

梱包作業改善のコツと課題解決のポイント

梱包作業を改善するためには、どのようなことを行うとよいのでしょうか。主な改善の流れをご紹介します。

1.作業環境の見直し
まず、梱包作業の効率化のために、作業環境を見直すことが重要です。例えば、梱包台に無駄がないか、作業がしやすい状態になっているかなどを確認する必要があります。
例えば、梱包台の高さは適切かどうか、無駄なスペースはないか、何度もしゃがむ、何度も資材を別の場所に取りに行くなどの無駄な動きがないか、梱包資材の選定に時間を要していないか、ミスが発生しやすい工程はないかなど、見直すポイントはたくさんあります。こうした無駄やミスの発生源をできるだけ多く見つけることが重要です。

2.無駄・非効率の削減
無駄や非効率な部分、ミスの発生源などを洗い出したら、その無駄な工程や非効率な状況を減らせないか、よりよいやり方に変えられないかなどを検討します。そしてそれぞれを改善すれば生産性が自ずと上がります。例えば、無駄をいくつも削減した結果、1日あたり5~6人分の作業時間の削減につながったケースも実際にあるのです。小さな改善を積み重ねることで、大きな改善につながります。

3.システム導入を検討
方法を変えるという改善をさらに発展させ、システムを導入するといったことも考えられます。例えば、組み立てづらい小さなパッケージを機械で効率的に梱包できるシステムや、材料面積を多く使用するパッケージを効率的にサイズダウンするシステムなどが挙げられます。これらのシステム導入は、成功すれば効率化、省力化にもつながるため、人件費削減も期待できます。

関連情報:成長過程で見るEC梱包業務・パッケージの課題と解決策

2.作業環境だけではない改善の課題「人手不足」

梱包作業改善のコツと課題解決のポイント

前述までの改善のポイントでは、作業環境や方法に改善点がないかどうかを紹介してきました。しかし、その他に、もう一つ大きな課題となっているのが、「人手不足」の問題です。

新型コロナウイルス感染拡大以前から、物流業界では人手不足が深刻な課題となっていました。トラックドライバーや物流倉庫の作業員不足などが挙げられます。特に梱包作業においては作業量が増える一方で、安定的な人材の確保がむずかしくなっており、作業者のレベルがまばらになってしまい、人により作業効率に差が出るといった属人化の問題や、一人では組み立てが困難なサイズの梱包作業に、十分な人数の人材を割り当てるのがむずかしいなどの問題も実際に多くあります。

そこへ来て、コロナ禍により物流量が増すことにより、さらに追い打ちをかけるように人手不足の問題が深刻化しているケースもあります。

人手不足が続く中、梱包作業の改善において、作業の属人化を防ぎ、安定した品質と作業効率が実現できる環境作りは欠かせません。実際、雇用を増やすために作業員の待遇をよくしようと環境整備を行っている事業者も出てきています。

3.システムの導入で梱包作業の改善が可能

梱包作業改善のコツと課題解決のポイント

では、梱包作業の改善において、作業の属人化を防ぎ、安定した品質と作業効率が実現できる環境作りとは具体的にどのような方法があるのでしょうか。それに最適なのが、システムの導入です。

システムと言っても、大掛かりな導入を考えるとかえって手間とコストがかかる上に、作業員の教育にもコストがかかることもあります。ですから大掛かりなものではなく、現在の自社に合ったスケールで導入することで、スモールスタートではじめるのをおすすめします。

作業を全自動化すると導入コストや工数が大きくかかってしまいますが、半自動化であればコストや工数を抑えつつ、梱包作業の改善を進めることができるためです。

例えば、日本トーカンパッケージの「Quick e-pack」と「エコクイックBOX」は、梱包作業の半自動化を実現する最適なシステムです。

●Quick e-pack(クイックイーパック)
Quick e-packは、EC用のパッケージ組み立てシステムです。梱包システムによってパッケージ組立業務の省人化・省力化を実現します。

Quick e-packは欧州最大の段ボールメーカーであるDS Smith Plc(DSスミス)が開発したパッケージの組み立てシステムで、日本トーカンパッケージがライセンス契約を締結し、日本国内で販売展開をしています。

例えば、梱包作業に欠かせないパッケージの組立作業において時間単位の効率がアップする、そもそも人手が足りない組み立て作業の支援による人手不足の解消、一人では組み上げることが困難な超大型パッケージや、サイズが小さいパッケージ、高さが低いパッケージなどの組立作業の簡易化など、さまざまな効果が期待できます。

特に人手不足においては、複数人で梱包作業をしているケースもあるでしょう。そういった場合でも、Quick e-packは一人当たりの梱包作業効率を向上させることができるので、少ない人員で作業でき、人員削減にもつながります。
そして、人手不足ということもあり、安定的な作業や作業人員確保のために高い労務費を支払うケースもありますが、Quick e-packのシステムを導入することで作業が安定化することから、人手不足を心配する必要がなくなります。

Quick e-packは梱包作業の人手不足の課題を、半自動化によりサポートします。

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●エコクイックBOX
エコクイックBOXは、日本トーカンパッケージが自社開発した梱包支援システムです。イーコマース用パッケージの組立作業の省人化・省力化を実現するものです。
(2019年日本パッケ―ジングコンテストで包装技術賞/包装アイデア賞を受賞しました)


日本の宅配便市場における宅配用パッケージの寸法規定を受け、パッケージのサイズダウンを検討することは至難の業です。そこで、その決められた寸法規定の中で、日本トーカンパッケージが独創的な発想から開発したのが、このエコクイックBOXです。

例えば、エコクイックBOXでは外形サイズを変えずに、包装資材の面積だけを減らします。従来の包装資材の面積を100%とした場合に、エコクイックBOXなら面積を77%にすることができるので、結果的に面積比が23%ダウンすることになります。これは、パッケージの罫線を工夫し、生産ベースで紙のロスを極限に減少させた結果です。これにより、人件費やパッケージのコストダウンを実現できます。

また、エコクイックBOXは、手動タイプとセミオートタイプの2つのタイプを準備しており、セミオートタイプでは作業の半自動化が実現します。人手で作業する場合とエコクイックBOXで作業する場合とでは、当社比で「1箱につき約9秒」のパッケージ組み立て時間の削減が実現できます。

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●ECスリムカートン(製函機タイプ)
ECスリムカートン(製函機タイプ)は、特にポストインタイプの高さが低い配送箱の改善に効果があります。
従来ワンタッチ箱では解消できなかった課題が、このECスリムカートンでは形態改善をベースに梱包システム化し、パッケージとシステムの連動でコスト改善を実現する総合システムです。


ECの配送箱でポストインタイプや60サイズをご使用されているお客様を対象にラインナップしたのがECスリムカートン(製函機タイプ)です。

従来の配送箱の課題解決を目指し、形態の変更(底面の凹凸を解消)、組み上げられた配送箱が納入され資材スペースが拡大してしまった、自動化を検討したが初期投資コストが大きく自動化を断念したなどの課題に一緒に取り組まさせて頂けるのが、ECスリムカートン(製函機タイプ)です。

マイクロフルートも連動させた包装改善に取り組めば梱包ラインだけではなく、物流全体のコストダウンも可能になる梱包システムです。

ECスリムカートン(製函機タイプ)の詳細はこちら

ECスリムカートン(製罐機タイプ)の製品カタログのダウンロードはこちら

4.システム導入で梱包作業を改善した事例

●EC(通販)に特化した梱包組立治具の導入で、梱包作業効率と包装形態の改善を実現

急成長するイーコマース(通販)市場に対応し、省人化・省力化を実現する包装システム「Quick e-pack(クイックイーパック)」。作業効率改善と包装形態の改善で、イーコマース物流コストの削減を実現した事例を紹介します。

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●EC(通販)に特化した半自動梱包システムの導入により、包装資材と梱包作業のコストダウンを実現

2019年日本パッケージングコンテストで2019 包装技術賞/包装アイデア賞 を受賞した「エコ・クイックBOX」。その独創的な設計思想とシステム設計で、包装資材と梱包作業のコストダウンを実現した事例をご紹介します。

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5.まとめ

梱包作業の人手不足に悩む通販事業を行う方に向け、役立つ情報をご紹介してきました。まずは今回ご紹介した梱包作業改善の手順を実施し、どこで最も無駄や非効率が発生しているかを見極めるのをおすすめします。その上で、当社のシステムはそうした小さな課題を半自動化により解決します。ぜひ検討されてみてください。

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また、DS Smith Plc(DSスミス)・WestRock Company(ウェストロック)など海外のパッケージ・製紙メーカーと提携し、日本国内で海外包装システムを提供するパッケージメーカーです。

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