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EC配送箱の改善ヒント

【EC事業の4つのステージ別】EC配送箱・梱包業務のよくある課題と解決策とは

EC事業における配送箱・梱包業務で
こんなお悩みありませんか?

  • 2024年問題

    2024年問題

    配送箱・梱包業務の効率化や待機時間を解消し、物流業務の生産性向上をしなければならない。

  • 省人化・自動化

    省人化・自動化

    人手不足により、省人化・梱包の自動化を行いたいが、いきなり変えるのはリスクが高く感じる。

  • 環境配慮

    環境配慮

    脱プラ等、SDGsに配慮した梱包資材の取り組みをしたいが、資材が限られコストも高い為、エコフレンドリーな梱包への移行が困難である。

このような課題を
日本トーカンパッケージが
解決します

配送箱・ECの梱包業務の課題における解決策

EC事業における一連の流れには、配送箱の選定から商品の保護、コスト管理、さらには顧客満足度の向上に至るまで、多岐にわたる要素が含まれています。この流れは、EC事業の成功に不可欠であり、配送箱の形態やデザイン、梱包材の選択、そして効率的な印刷方法など、各段階での最適なソリューションが求められます。

イーコマースで使用させる配送箱には、様々な形態やデザインがあり、配送箱には、自社の商品をお客様のお手元へ届けるという重要な役割があります。同時に輸送途上で配送箱に求められる保護性・安全性を加味した配送箱でなければなりません。お客様のお手元に届く配送箱は、お客様に商品を喜んで頂く事、そして配送途中でも商品を保護し、より良い状態で開封して頂く事で配送箱の役割を終え、顧客が配送箱を開封する瞬間は、商品との最初の対面であり、ここでの体験が顧客満足に大きく影響します。そのため、EC事業における配送箱の製造や梱包材の選択は、多様な選択肢の中から最適なものを見極めることが重要です。

ここでは、ECの梱包業務に関わる要素を4つのステージに分類し、パッケージの購買選択肢、生産方法の選択肢(特に印刷方法)、梱包方法の選択肢を梱包する数量をベースに解説しています。効率的かつコスト効果の高いEC梱包へのヒントになればと思います。

EC事業における梱包業務の重要性

EC事業における梱包業務の重要性

EC事業の成功は、製品の品質だけでなく、梱包の品質にも左右されます。
顧客の手元に届くその瞬間まで、商品を守る配送箱は、信頼とブランドイメージを高める重要な要素です。適切な梱包材の選定と丁寧な梱包作業は、配送中の損傷リスクを最小限に抑え、顧客満足度を向上させるために不可欠です。
また、迅速かつ正確な梱包プロセスは、効率的な物流を実現し、コスト削減にも寄与します。EC事業者が高品質な梱包を心がけることは、持続可能なビジネス成長への投資であり、競争力の源泉となるのです。

EC(通販)事業における4つのステージ
~梱包業務・配送箱の現状と課題~

ステージ1 ステージ2 ステージ3 ステージ4
概要 イーコマース(通販)
参入当初
イーコマース(通販)を開始、毎日の商品発送はないが、取り敢えず、現有人員で発送業務を消化
イーコマース(通販)が
伸長
商品発送の物量は増加傾向、梱包作業する人員を不定期ながら確保をする事を考えなければいけない状況
イーコマース(通販)が
事業化
商品発送に対して、専用ラインが必要、作業人員も定期的な雇用を行いたいが、日々の商品発送が限界に近い状況
イーコマース(通販)を採算化イーコマース(通販)が主力化しており、物流費・人件費・保管費等トータルでコストダウンが必要
作業状況 ・自社の人員で対応、受注には対応・梱包作業の人員は、社内で対応・梱包場所は倉庫内でその都度設置 ・商品発送の物量にばらつき・梱包作業の人員確保が課題・梱包作業量が増加しているため、梱包作業場を自社配送センターや流通加工を物流会社に委託 ・商品発送物量は月間で安定確保・専用のラインで梱包作業を実施、人員確保が不安定で課題・梱包作業は物流会社(グループ会社)へ委託、作業は満杯状態 ・商品発送物量は拡大安定・梱包(発送)専用ライン(一部自動化)を実施・高騰した宅配料金、人件費を包装改善、梱包の生産性向上で改善を検討
梱包数(目安) ・約2,000個/月・約400個/日・約1個/分・約週1回の作業※実働7時間/日、約月間5日稼働 ・約20,000個/月・約1,300個/日・約3個/分・約週3回の作業※実働7時間/日、約月間15日稼働 ・約100,000個/月・約4,800個/日・約11個/分・ほぼ毎日の作業※実働7時間/日、約月間21日稼働 ・約180,000個/月・約8,400個/日・約20個/分・ほぼ毎日の作業※実働7時間/日、約月間21日稼働
パッケージ形態
(ポストイン
サイズ)
ステージ1 パッケージ形態 ステージ2 パッケージ形態 ステージ3 パッケージ形態 ステージ4 パッケージ形態
パッケージ購入 ・紙器(段ボール)の規格箱・包装資材問屋やネットで調達・価格は固定的(通常販売価格)・パッケージの購入は誰かが業務を兼務して購入 ・商品あった専用サイズで調達・紙器製造メーカーから調達・価格は月間、複数月分をまとめて発注し変動的に調達・パッケージ購入は専任者が購入 ・商品毎に専用サイズで調達・紙器製造メーカーから調達・価格は印刷仕様、材質別に設定・パッケージ購入は包装設計も検討出来る専任者が担当 ・商品あった専用サイズで調達・紙器製造メーカーから調達・価格は月間、複数月分をまとめて発注し変動的に調達・パッケージ購入は専任者が購入
パッケージ印刷 ・基本的に無地・部分的にシール、箔押し(ホットスタンプ)等を使用 ・フレキソ印刷・オフセット印刷・オフセットダイレクト印刷 ・フレキソ印刷・オフセット印刷・オフセットダイレクト印刷・美粧性を狙い多色印刷や表面加工も可能 ・大ロットに対応したグラビア印刷やプレプリントフレキソ印刷(巻取)も可能・パッケージ素材の選択も様々な材質が選択可能で商品訴求力をUP
想定されるイニシャルコスト ・基本的に規格箱を購入する場合は、イニシャルコストは発生なし・一部規格箱への名入れやシール、箔押しでは、版代が発生する可能性有 ・版代・木型代は発生・版代は印刷の色数が多い程高額・木型代でA式は発生しないが、B式やその他の形態は発生 ・版代・木型代は発生・版代は多色印刷になれば高額・木型代も形態が複雑化すれば高額 ・グラビア印刷、プレプリントフレキソ印刷の版代は非常に高額。但し、パッケージコストメリットを期待(イニシャルコストの償却がポイント)・その他の印刷方式は左記と同様
梱包推奨システム ・トーカンアシストBOX※設備周辺自動化オプション(送り状貼付・ロボット・封函)はご相談ください ・トーカンアシストBOX/エコクイックBOX※設備周辺自動化オプション(送り状貼付・ロボット・封函)はご相談ください ・エコクイックBOX/ECスリムカートン・自動梱包ライン※設備周辺自動化オプション(送り状貼付・ロボット・封函)はご相談ください ・エコクイックBOX/ECスリムカートン・自動梱包ライン※設備周辺自動化オプション(送り状貼付・ロボット・封函)はご相談ください

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EC事業における配送箱・梱包資材を
選ぶ際のポイント

EC事業における配送箱・梱包資材を選ぶ際のポイント

EC事業の成功には、商品の品質はもちろん、お客様に商品を届ける配送箱や梱包資材の選定が重要な役割を担います。まず商品のサイズや形状に合わせた箱を選定することで、余分なスペースを埋めるための緩衝材の使用を抑え、コストアップや環境負荷の軽減につながります。
また梱包プロセスの効率化も視野に入れることで、作業時間が短縮され、人件費削減にもつながります。
その他にも配送中の破損リスクを最小限に抑えるために、耐久性の高い材質を選ぶことや、配送コストを考慮した軽量でコンパクトな梱包を心がけることも大切です。

EC(通販)向け梱包システムラインナップ
トーカン エコパ シリーズ

機種 タイプ 特長 動画
トーカンアシストBOX マニュアル
セミオート
■初期投資コストは安価
■設置スペースは最小
■手動
■半自動タイプをラインナップ

■作業イメージ
一人で箱を組み上げ ➡ ピッキングされた商品を梱包 ➡ 配送箱を封函
Eco Quick BOX(エコクイックBOX) フルオート
※オプションで封函機・集積装置も設置可能
■投資コストは通常製函機より安価
■メルトレスで設備面メンテナンスも簡素
■従来の製函機並みの生産能力

■作業イメージ
配送箱を設備にセット ➡ 自動運転し箱組み ➡ピッキングされた商品を梱包 ➡配送箱を封函
※オプションで封函機やラベル貼付も設置可能
ECスリムカートン
(製函機タイプ)
フルオート ■高速大量生産型
■設備導入はリースでも対応可能
■高さの低い配送箱も製函可能

■作業イメージ
配送箱を設備にセット ➡ 指導運転で製函 ➡オプションで封函機やラベル貼付も設置可能

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日本トーカンパッケージの特長

  • 国内最大級の梱包容器・製紙メーカーが母体

    国内最大級の梱包容器・
    製紙メーカーが母体

    日本最大の包装容器メーカーの東洋製罐グループと
    国内2大製紙メーカー日本製紙株式会社の2社が母体とした国内基盤の強いパッケージメーカーです。

  • 梱包パッケージ用マイクロフルート製造一環メーカー

    梱包パッケージ用
    マイクロフルート
    製造一環メーカー

    マイクロフルート必須のGF~EFの生産に必要な製造工程をすべて自社生産ラインで実施しています。大ロット製品でもプレプリント(グラビア印刷・フレキソ印刷)を有し、小ロット対応としてオフセット印刷も可能です。

  • トーカン エコパ シリーズ

    EC(通販)向けパッケージ&梱包システム
    ~トーカン エコパ シリーズ~

    日本トーカンパッケージが包装開発センターでEC向けに開発したパッケージ&梱包システムです。物流コスト低減を目的に、トーカンアシストBOX、Eco Quick BOX(エコクイックBOX)、ECスリムカートンなどラインナップが豊富です。

  • レイアウトを含む総合システム提案

    レイアウトを含む
    総合システム提案

    海外提携企業からの最新システムと日本トーカンパッケージ包装開発センターが連携し、様々なお客様の生産ラインに組み込めるようにレイアウト提案を含むパッケージングシステムをご提案します。

  • 豊富な製品取り揃え

    豊富な製品取り揃え

    日本トーカンパッケージでは、様々なご要望にお答えするべく蓄積されたパッケージ形態、付加価値機能、連動したシステム等のバリエーションからお客様の課題解決のお手伝いをする製品群があります。

EC事業課題解決のヒント

配送箱の形態、印刷方式、梱包方法(梱包システム)、
パッケージデザインからコストダウンまで。EC事業の課題解決のポイント。

お役立ち情報

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お問い合わせ・各種請求

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日本トーカンパッケージ株式会社 紙器営業部 担当:柴田

受付時間:午前9時〜午後5時
(土曜・日曜・祝日、年末年始を除く)